はじめに
このたび、約3年ぶりに新しい本を出版しました。
タイトルは『20代がやっておくべき3つの大切なこと:完全版』です。

本記事では、その内容を簡単にご紹介します。
目次
「気づいたら、何も学ばず、選ばず、行動せずに20代が終わっていた」
この言葉に、ドキッとした方も多いかもしれません。
現在、自分は20代真っ只中。
同世代の友人との会話や、これまで読んできた数千冊の本からも、同じような後悔の声をたびたび耳にしてきました。
特に印象的だったのは、30代・40代の方々からの次のような言葉です。
- 若いからまだやり直しはきく
- 20代のとき、あれをしておけばよかった
これらの言葉から、「20代の過ごし方によって、人生の後悔の量は大きく変わる」と確信するようになりました。
そして、同じような後悔を抱える人を一人でも減らしたい。
その思いから、本書の執筆を決意しました。
本書で伝える「3つの軸」
20代は、知識を学び、人生を選び、そして行動する「土台づくりの10年」です。
本書では、この3つの要素を軸に、後悔しない20代の過ごし方を体系的にまとめました。
1. 学び編——「知る力」を磨く
読書・お金・健康。
この3分野での学びは、20代の基礎体力となります。
年間200冊以上の読書を続けてきた中で、「知識は人生の選択肢を広げる武器である」と実感しました。
- 読書で得られる視点の多様性
- お金に関する学びが生む経済的な自由
- 健康知識によって築く持続可能な生活
これらは、学びを通じてしか得られない価値です。
2. 選択編——「決める力」を育てる
結婚、キャリア、価値観。
20代は人生の大きな決断が次々と訪れます。
自分は現在、教育・福祉の現場に携わりながら、副業でWebライティングやスライド制作にも取り組んでいます。
「30歳までに副業を本業にする」という目標も、自分の価値観を明確にしてこそ選べた選択肢です。
自分にとって何が大切か、どんな人生を送りたいか――
この問いに向き合うことが、後悔の少ない人生設計へとつながっていきます。
3. 行動編——「動く力」を身につける
旅行・恋愛・副業・挑戦。
本書の最後では、20代で絶対に経験しておきたい「行動」についてまとめました。
どれだけ学び、どれだけ選択肢を考えても、行動しなければ現実は変わりません。
旅行で新しい価値観に触れ、執筆活動で自分の思考を形にしてきました。
趣味を仕事にするという夢も、行動し続けることで少しずつ実現に近づいています。
完璧な準備を待つより、まずは一歩を踏み出すこと。
この姿勢こそが、充実した20代を築くカギです。
なぜ「リアル世代視点」なのか
本書の最大の特徴は、現役20代の視点で書かれているという点にあります。
世の中の自己啓発書は、30代以降の方が自身の経験を振り返って書かれているものが多いです。
それらは非常に貴重な知見ですが、「今、この瞬間を生きている」立場からしか見えない課題もあります。
- SNSが当たり前の時代に感じる比較の悩み
- キャリアチェンジや副業が選択肢に入る新しい働き方
- コロナ禍を経た価値観の変化
これらのリアルな背景とともに書かれた本書は、今の20代にとって“実感を持って読める一冊”になるはずです。
この本を手に取ってほしい人
本書は、次のような悩みや想いを持つ方にこそ手に取っていただきたいと思っています。
- 20代をどう過ごせばよいのか迷っている
- 将来に対して漠然とした不安がある
- 今の生活に違和感を感じている
- 後悔しない人生を送りたいと考えている
年齢に関係なく、「今からでも人生をやり直したい」と感じているすべての方にも、新しい視点を提供できる内容です。
おわりに
何を学び、どう選び、いつ動くか。
この3つの力を意識して過ごすことで、20代は間違いなく変わります。
私自身も、決して完璧な道のりを歩んでいるわけではありません。
むしろ、日々迷いながら、試行錯誤を繰り返しています。
だからこそ、同じように悩む方々に、この本が小さな道しるべになればと願っています。
20代は一度きりです。後悔のない時間を選び取りましょう。
書籍情報・購入リンク
『20代がやっておくべき3つの大切なこと:完全版』
著者:眞喜志 樹
Amazon Kindleにて好評発売中(¥1,000)
分冊版もあります(各500円)
著者プロフィール
眞喜志 樹(マキシ イツキ)
大阪芸術大学芸術学部初等芸術教育学科卒業。
小学校教諭免許を取得し、教育・福祉の現場で子どもと関わる一方、ライター・脚本家としても活動。教育・美容・医療など多業種のWeb記事やショート動画台本を手がける。
小学生向けのオンライン授業コンテンツ制作や、全国の学習塾向けのスライド・台本作成など、「考える力を育む教育」を軸に活動中。
著書に『小学生でもわかる時間の教科書』『小学生でもわかる読書の教科書』(まんがびと刊)。
▶ X(旧Twitter):@cerisier_itsuki
