教育・子育て

イヤイヤ期はいつまで?反抗ではなく成長のサインと関わり方

2026年8月27日

はじめに

着替えも食事も「イヤ!」の一点張り。
昨日まで喜んで着ていた服を、今日は絶対に着ないと言い張る。
そんな毎日に、どう向き合えばいいのか疲れ果てている保護者の方は少なくありません。

自分は児童発達支援や放課後等デイサービスの現場で、自己主張が強く出ている時期の子どもたちと数多く関わってきました。
その経験から感じているのは、イヤイヤ期は困った行動ではなく、子どもが「自分」という存在に気づき始めた大切なサインだということです。

この記事では、イヤイヤ期が起こる理由と、大人がやりがちなNG対応、そして家庭で取り入れやすい関わり方について、現場での経験をもとにお伝えします。

イヤイヤ期とは?よくある誤解

イヤイヤ期は、1歳半頃から始まり2歳前後でピークを迎えることが多いとされる、自己主張が強く表れる時期を指します。
「第一次反抗期」と呼ばれることもあります。

「反抗期」という言葉の印象から、親に逆らっている・わざと困らせていると受け取ってしまう方も多いのですが、イヤイヤ期は「自分でやりたい」という意欲が育ってきた証とされています。
親に向けられた反抗というより、自分の意思を確かめている段階と捉えると、見え方が変わってきます。

イヤイヤ期が起こる理由

「自分でやりたい」と「まだできない」のギャップ

この時期の子どもは、やりたい気持ちが急速に育つ一方で、手先の器用さや体の動きがまだ追いついていません。
「自分でやりたいのに、うまくできない」というもどかしさが、「イヤ!」という形で表れることがあります。

気持ちを言葉にできないもどかしさ

言葉の発達がまだ途上のため、「本当はこうしたかった」という思いを伝える手段が限られています。
自分が現場で関わってきた子どもたちの中にも、言葉で説明できるようになるにつれて、「イヤ」の回数が自然と減っていったケースが多くありました。

気持ちがあふれて激しく泣き崩れてしまう場合は、癇癪への対応も参考になります。

やりがちなNG対応

力ずくで従わせる

急いでいるとき、つい無理やり着替えさせたり抱き上げたりしてしまうことがあります。
その場は収まったように見えても、「自分の気持ちを聞いてもらえなかった」という経験が積み重なると、抵抗がより強くなっていくことがあります。

その場しのぎで要求を全部通す

逆に、泣かれるのがつらくて毎回要求を通してしまうのも、「泣けば通る」という学習につながる可能性があります。
大切なのは、気持ちは受け止めつつ、譲れない部分は一貫して保つことです。

家庭でできる関わり方

選択肢を2つに絞って渡す

「着替えなさい」ではなく、「赤い服と青い服、どっちにする?」と選ばせることで、「自分で決めた」という感覚を持たせることができます。
選択肢が多すぎると迷ってしまうため、2つ程度に絞るのがポイントです。

気持ちを言葉にして代弁する

「まだ遊びたかったんだね」「自分でやりたかったんだね」と、子どもの気持ちを言葉にして返してみてください。
自分が現場で見てきた中でも、気持ちを代弁してもらえた子どもは、驚くほど早く落ち着きを取り戻すことがありました。

見通しを持たせる

「あと3回すべり台をしたら帰ろうね」など、終わりを具体的に伝えることで、切り替えがしやすくなります。
朝の支度など毎日繰り返す場面では、仕組みで解決する方法も効果的です。

親自身が追い詰められないために

イヤイヤ期の対応で最も消耗するのは、実は保護者の方自身です。
毎日続くと、「自分の育て方が悪いのでは」と責めてしまうこともあると思います。

すべてに完璧に対応する必要はありません。
安全が確保されている場面では、少し距離を取って気持ちが落ち着くのを待つことも、立派な対応の一つです。

下の子が生まれた時期などは、上の子の自己主張がより強く出ることもあります。関連するテーマとして、以下の記事も参考になります。

まとめ

イヤイヤ期は、親への反抗ではなく、子どもが自分の意思を持ち始めた成長のサインです。

  • 「自分でやりたい」と「まだできない」のギャップが背景にあること
  • 力ずくで従わせることも、要求を全部通すことも避けたいこと
  • 選択肢を2つに絞る・気持ちを代弁する・見通しを持たせることが有効なこと
  • 保護者自身が完璧を目指しすぎないこと

自分が現場で見てきた子どもたちも、気持ちを受け止めてもらう経験を積み重ねる中で、少しずつ自分なりの折り合いのつけ方を身につけていく姿を何度も見てきました。
今日から、「イヤ」の裏にある気持ちを一言で返してみることを意識してみてください。

遊びながら思考力や創造力を育てる教材を取り入れてみるのもおすすめです。

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  • この記事を書いた人

いつき

教育×エンタメライティングのプロ!|台本制作歴10年以上|短編ドラマやプロモーション動画で心を動かすストーリーを創出|24歳でビジネス書を2冊出版|新規のお仕事はお問い合わせで受け付けてます!

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